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OA機器用語解説②:プリンターの保守形態について

2020年09月04日

レーザープリンターを導入されるお客様は毎月沢山印刷される方が多いです。
そのため当社では保守を推奨し、ご購入の際には必ず提案をしています。

※保守=保守料金を払っておくことで期間内ならいつでも修理を受けられるサービス。

今回はリコーの保守について書いていきたいと思います。
主に3つの方式があります。

■安心サポートパック
本体と同時に購入する保守パックです。
1年~5年までのコースがあり、購入時に一括で料金を払います。
消耗品は含みません。

支払い:一括・年額
修理の訪問費:含む
部品代:含む
定期的に交換する部品:含む含まないを選べる
トナー:含まない
感光体ドラム:含まない
廃トナーボトル:含まない
紙等その他消耗品:含まない

メリット:保守料金が変動せず分かりやすい
故障時に気軽に修理を依頼できる。
デメリット:支出が一括で大きい。
機械が不要になっても途中で解約(返金)できない

*定期交換部品=定着ユニットや中間転写ユニット
印刷で徐々に摩耗することが予め分かっている部品で、定期的に交換が必要です。
保守に含むか含まないかで保守料金が変わります。


■M-PAC保守

一部のリコーのプリンターで対応。
毎月の使用枚数に応じた月額料金を支払い、保守を受ける方式です。
修理、部品代だけでなく、トナー・感光体が料金に含まれます。

月額の最低料金・1枚あたりの単価×使用枚数から料金を計算します。
計算の仕方は複合機のカウンター方式と同じです。

支払い:月額
修理の訪問費:含む
部品代:含む
定期的に交換する部品:含む
トナー:含む
感光体ドラム:含む
廃トナーボトル:含む
紙等その他消耗品:含まない

メリット:突然の出費がない。
基本的になんでも保守内なので管理が楽。
プリンタが不要になった場合、任意のタイミングで解約できる。
デメリット:保守料が変動するので事前の予算取りが難しい。
使用していなくても最低料金が掛かる。 


■スポット
保守を付けないで都度修理料金を支払う方式です。

支払い:都度
修理の訪問費:都度
部品代:都度
定期的に交換する部品:都度
トナー:都度
感光体ドラム:都度
廃トナーボトル:都度
紙等その他消耗品:都度

メリット:故障した場所を、故障した回数分だけの支払いなる。
デメリット:修理回数や内容によって保守をつけるより結果的に高額になるケースがある。
気軽に修理できない。

◆結局どれがいいの?
コンスタントに使用するならM-PACがお得なことが多いです。
詳しくは目安の使用枚数で試算できますのでお問い合わせください。

参考:RICOH レーザープリンター 保守サービス
https://www.ricoh.co.jp/printer/support/service/