<染料と顔料の違い>
インクは主に溶剤と着色剤からできています。
溶剤は油や水で、「油性ペン」「水性ペン」などは溶剤の成分から呼ばれます。
着色剤には染料と顔料があり、溶剤に溶けるものを染料 溶剤に溶けないものを顔料 と呼びます。
<プリンターインクにおける特徴>
◆染料系
紙に染み込んで着色します。
〇 発色が繊細で、色の再現度が高いです
× 水ぬれに弱く、にじみやすい 光で色あせしやすく、長期保管に向きません
主に写真の印刷に向いています!
◆顔料系
紙の表面に載って着色します。
〇 染みないため細かい印刷が得意です 耐水性、耐光性が高く、にじみにくい
× 乾きが遅い 繊細な色の表現には向きません
主に書類(文字)の印刷に向いています!